五時頃ブログ

2008.08.03 夏の餃子、どうでしょうか。

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ずいぶん間を開けましたが、前回の続きです。一応。

今時分はお正月のことを考えている日々ですが、正直、何も考えつきません。

さておき、PI値について少し書いてきましたが、自店の売上が良かったのか悪かったのかを検証するときにPI値は重要な指標です。
具体的な売上高はどうだったか、PI値はどうか、平均単価や客単価はどうか、それぞれについて前年同月比、他商品との比較をして行きます。

もちろん自分は前にも書いたように、チョコレート「らへん」がどうだったかは分かりますが、単品レベルでは知り得ないため、ここから先は各部門担当者が判断して、棚割や仕入・値入をなさっていることと信じています。

自店の内容は、これで把握できるとして、これだけで良いでしょうか。
回りが見えないという意味で、POSの限界などとも言われますが、判断材料としては不足です。

何かの基準、をどこに求め得るかというと、競合店のデータ? あるわけないです。
ここで、統計局の家計調査データが登場します。POSが売った時点データならば、家計調査は買った時点データです。
世間(生産者)では、8月に西瓜が多く収穫され、世間(家計調査)では西瓜を多く消費する。それを見ないで、ずっと苺に執着しっぱなしだったとか、あり得ないですけど、消費世帯との消費具合と売り具合の乖離をできれば少なくして行きたいものです。
そうすると、家計調査データにはさまざまなデータが有りますが、どれを使用するのかも自ずと決まってきますね。全国データだけで良いんでしょうか?全国と北海道では結構ちがいがありますから、やはり北海道データを用いたいものです。

そうすると調査世帯数が極めて少ないので、何か椿事があると数字は揺らぎます。
では、どうすればよいのかというと、お考えください。

かつ、家計の分類はスーパーマーケットの商材分類とは異なっていますので、ひとつひとつチェックしてマッチングを行う必要があります。例えば、家計調査の項目分類で「めん類」の中身は「生うどん・そば」「乾うどん・そば」…「カップめん」「他のめん類」となっていますが、スーパーマーケットでは、「生うどん・そば」は日配ですし、「乾うどん・そば」は加工食品のグループになります。項目分類表には内容例示が記載されていますので、これにも十分注意を払ってマッチングさせていきます。そうすると当たり前ですが、マッチングできる商材はごく少なくなってしまいますが、現在のところは、各社様ともこのような手法から当たらずといえども遠からずの状態だと思います。全国値なら日別データもありますので、週別に見ることも可能です。12か月分をダウンロードして一つにまとめて週で区切って集計し直すだけですから、簡単ですよ。

家計の数字とも比較することによって、少し立体的に見えてきます。

ものすごくおおざっぱですが、やっと家計調査の数字と比較するところまできました。
何のために、これを書いているのか、ちょっと忘れたんですけど。
いつも、自分、速やかにまとめに入ろうとしてますね。続ければいいだけなのに、むしろ続けることに意味があるのに、すぐ終わってしまおうとする体質。
余談ですが、きのう××ストアに寄りましたら、挽肉パックが山積で、アツアツ手作り餃子を訴求されていました。これなども家計の数字を参照なさっていることを感じました。自分も似たようなことを提案しましたから(笑)。

ビアガーデンも雨続きでお気の毒な様子です。そんなとき、ご自宅でアツアツの餃子など、いかがでしょうか。
暑い日は、冷たい水餃子もお楽しみください。

2008.06.30 夏の甘酒を。

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popy.JPG前回の続きです。

PI値の高いカテゴリーが日配に多いと書きました。
ここでいきなり「経験的に」と逃げますが、PI値1%以上の商材はスーパーマーケットの10000程度のSKUの中に150~200SKUしかなく、これらが生活の根幹をなす商材です。

SKUとは私たちがかごの中に入れる最少単位、と考えると良いでしょう。バナナ1房278円のものは、1房未満を購入することができませんし、トマト4個パック398円のパックをはずして3つ買うこともできません。それが最小単位です。

その150~200品目の中で日配品は70品くらいあると言われています。スーパーに行ったとき、どのようなものが該当しそうか、考えてみてくださいね。
ところで売上は客数×客単価です。

店舗では、売上を上げたい、客単価を上げたい、客数を増やしたいと考えています。

しかし、売上の高い商材の客単価がかならずしも高いわけではなく、逆に客単価が高いからといって売上が大きいわけではありません。そんな場合、自店をどう評価するかというと、経営的判断が優先される場合には「売上」を評価し、顧客視点が優先される場合では「客単価」が評価されます。

客単価については、商品の一品一品に存在すると前回書きました。
一品一品の客単価の積み重ねが店舗全体の客単価になります。
・・・顧客に対して正しい商売をしていると客単価は高くなる・・・ここ、自分は結構感動したんですけど、どうでしょ。

スーパーマーケットのみならず、かげりが見えてくると、もうお客さまのことなど眼中になくなって売上売上売上と言いだすパターンに思い当たることもありますし。

我々が何を目標にしているかというと、顧客満足ではないでしょうか。
無目的に穴を掘って埋めてを繰り返す作業をさせると精神に変調をきたすという話を読んだことがあります。
もちろん、そんな仕事はないのですが、意味の見えない仕事をして、いくら高額料金をいただいても、気持ちが白けてしまいます。

お客さまと、熱くかかわって最終的に喜んでいただけるシーンこそが本当にうれしいです。
私が仕事をしている意味も目的もそこです。

などと、今回はきっぱり「いいひと」を演出してみました。

売上が増えるのもすんげー嬉しいです。(下品ですみません)
それでは皆様、トマトの箱買い、ミネラルウォーターの箱買い、いかがでしょうか。
それと今夏は本来夏の飲物である甘酒をきりっと冷たく、いかがでしょうか。

2008.06.14 日配がいっぱい。

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前回の続きです。

MD方程式とは、売上=PI値×平均単価×客数 と前回も書きました。

そうすると、客単価はPI値×平均単価であらわされます。

(PI値の単位を、パーセンテージにしたり1000を掛けたりしていることに注意して、単位を揃える必要は、もちろんあります)

売上アップは客単価アップを目指すことだとも書きました。

一方、ABC分析などという可愛らしい名前の手法があって、8割2割などという、分かったような言葉もあって、商品政策を考えるときに、つい、死に筋を捨てようとか、売上構成比の高い商材にのみ着目する、というようなことになりがちなのですが、どんなもんでしょうか。

どんな商品にも客単価があります。というよりも1品1品の客単価を合計したものが店舗全体の客単価になります。

雑駁な言い方ですが、平均的な規模のスーパーマーケットでは、一日およそ2000人前後のお客さまが10点前後の商品を1500円前後で購入されるようです。
このとき、店舗の客単価は1500円前後になりますが、その1500円は1品1品の商材の客単価の合計です。(例えば、トマトの売上が4万円で、その日の客数が2千人とするとトマトの客単価は20円になりますので、実際の買い物かごの中身の合計のことではありません。ちょっとイメージしづらいですが。)

そうすると、商品1品1品に着目して対策することが店舗全体の客単価アップにつながっていくはずです。

全部をチェックするのはもちろん「無理」ですが、着目の方法を持つことはできると思います。

PI値の高い商品は絶対に欠品しないとか、平均単価の高い商材部門についてはグレードアップ対策をはかるなど、客単価を分解すると、自ずと対策も異なることがわかってきます。

ちなみに、PI値を買上率と呼んでいるチェーンもあるようですが、この買上率がもっとも高い商材は、ほとんどのスーパーマーケット(違うところもあるので)では日配にあります。豆腐、納豆、牛乳などを含むカテゴリーです。言い換えると日配品は暮らしの根幹なのですね。
この元ネタというか、信奉する鈴木先生のブログが精力的な毎日更新で、しかも極めて充実しているので、私は、正直追いついていません。このPI値からもっと発展していくのですが、そこまで辿れるかどうか。

毎回弱気で済みません。

ではここでひとつ業界用語を。
業界では「ほうれんそう」を「レンソー」と呼びますよ。
それがどうした、と言われてもアレですが。

ではまた。

2008.06.10 MD方程式。

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前回の続きです。

系統だてて書こうと思いましたが、自分のことゆえ、ものすごくあちこち、する筈。
売上データを得て、さて何をしようという話です。

売上数字が「良い」のか「悪い」のか、対比するものがなければ何も分かりません。
では、前年同月と比較します。というのが一般的だと思います。
スーパーマーケットの場合は、前月比はあまり意味をなさないようで、前年同月で見ていきます。シーズン性のある生鮮商材を、前月比較してもしょうがないからです。

前年同月比で売上高120%。すなわち20%の売上増。これは良いのか悪いのか。

ここでチェーン店の場合は、店舗数がものをいいます。5店舗だったところが7店舗に増えれば、売上金額は上がります。そこで7店舗分を5店舗に読み替えた数字で比較する、これを既存店ベースといいます。5店舗対7店舗比較のときは、全店ベースとか全規模ベースなどといいます。

自分が駆け出しのときは、この言葉の意味も分からずオロオロしていましたが。

比較するときは野菜が、果物が、というよりももう少し深く、大根が、みかんが、というふうに品目で比べます。そうすると、野菜を比べているときは、野菜がんばれの気持ちで、大根は前年同月にくらべ80%ではないか、元に戻そうではないか。というようなことになりますが、実はスーパーマーケット的には、何がどう売れても・・・売上総額が上がれば、それが「是」になります。

売上額を左右するものは、この店舗数の変動のほかに、客数、暦日数(閏年のときなど)がありますが、売上とは、何でしょうか。

売上を分解してみます。
売上の基本公式は、客数×客単価です。客単価とは、売上÷客数なので、結局言っているのは売上=売上なのですが、それでも、とにかく。

客数というのは、現今では各競合チェーンの施策として自社チェーンで競合店舗を囲い込むことをしていますので、シェアはおしなべて減るわ、客数は食われるわという状況もありますが、客数はそれがなければ、そんなに極端に一気に増えたり減ったりはしません。

そうすると売上を上げるとは、客単価を上げることに他なりません。

ここでさらに先の売上公式に踏み込むと新たな指標を持つことができます。

–私は、PI研究所の鈴木先生を信奉しているため、彼のサイト「食品スーパーマーケット最新事情」の受け売りになってしまいますが、前回も書いたように自分の再確認のためにも、まとめてみようと思います。

ご興味のある方は、まっすぐ鈴木先生のブログをお読みいただく方が、当たり前ですが遥かに有意義ですし、目から鱗のような知見が満載ですので、どうかひとつ。–

いきなり、結論しますが、売上公式を押したり引いたりして
売上=PI値×平均単価×客数というMD方程式を導きます。MDとはマーチャンダイジングのことですね。

PI値は点数÷客数
平均単価は売上÷点数
ですから、やはり売上=売上なのですが。

ここでPI値の単位ですが、点数÷客数に100をかけたり、1000をかけたりと、企業によって違うようです。1000を掛けるのは、仕入れ単位に即していてわかりやすいため、100をかけるのは、おなじみパーセンテージになるから数値としてわかりやすいためです。
顧客の支持率を反映する指標であるとも考えられます。

それではもう一度、MD方程式とは、売上=PI値×平均単価×客数。
ではいつまで続くか、自分の根気を全く信じられないので何ともアレですが。また。

2008.05.23 デリ

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「たまご」カテゴリーで何か書いていこうと、去年から考えていて、やっと今頃着手です。これを書きはじめると、絶対つらくなるのが分かっているので躊躇の極みでした。

えーと、何が「たまご」かというと、私がたまごです。すみませんです。
もう何年も某スーパーマーケットの仕事をしているのですが、あいかわらず「たまご」状態で。

自分のタシカメのためにも書いていきます。あまり面白くないです。面白いことを書くつもりもないです。

スーパーマーケットで売られている食品の分類は各社ともそれほど違いがあろうはずはなく、果物・野菜・畜産・水産・惣菜・日配・食品の基本7通り。

日配は和日配と洋日配に分類されているところもあり、和日配の花形は、卵・豆腐・納豆。洋日配では牛乳・食パンと言ったところ。食品は、加工食品のことで多くを包括するため、さらに調味料や調理素材、菓子、飲料、酒類等々に細分化されています。

さて、私がお預かりしているのは、この全店合算の売上数字・売上点数・客数です。
週別と月別とありますが、データはこれだけです。但し、もちろんレシートベースなどは何百万データになるため、受け皿がなく、個々の商品レベルで見ることはできません。
ですから、チョコレートの売上げは掴めても、売れているのがX社なのかY社なのか、そこまでは見ることができないというわけです。

これらから何ができるでしょうか。何をすべきでしょうか。知りたいことは何でしょうか。

余談ですが、なんにも書かないうちに、余談なので申し訳ないですが、デイリー食品って良く聞きますよね、文字通り日配品とか日販品のことですが、ついうっかりdairy goodsをデイリー食品だと勘違いしたことがありました。dairy goodsが乳製品のことだと初めて知った日のことです。つい先日ですが。

そうすると牛乳はdailyのdairy goodsなんですね。
もひとつ、デリは、そっちじゃなくて(どっちなんでしょ)惣菜ですね。映画にもありましたが。
最近、いろいろ非常に疲労困憊しているのですが、できるだけ一生懸命更新するようにしたいと思います。

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