五時頃ブログ

2008.08.29 りんご

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私は「りんごフェア」を考えているんですけど、なにゆえこの月のこの週に「りんごフェア」が必要なのかを思うとき、そもそも「りんご」って何なのかと、つきつめる必要があるような気がしてきた。あなたにとって「りんご」とは何なのか、私にとって「りんご」とは何なのか。あなたと「りんご」のそもそもの馴れ初めだとか、どんなライフスタイルにそぐわしい「サンふじ」でありたいとか、もう「りんご」の気持ちまで考えてしまうような勢いで、それで、一日中、は大袈裟だけど、まあ半日くらいは「りんご」のことを考えたりして、そうやってやっと○月の○週、「りんごフェア」みたいなテーマをつくっているわけです。

3分で考えるのも、半日で考えるのも「りんごフェア」に何ら変わりなく、売上にどんな影響があるともいえず、はたから見たら、半日かかって「りんごフェア」かよ、と突っ込まれるような。そんな仕事、しています。

2008.04.07 お米食べてますか?

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非常に興味深い記事を読んだので、まとめてみます。

お金がある日と、ない日のお昼ご飯は大抵の方は違うのではないでしょうか?

で、「お金持ちになると、食べ物が良くなる」というのは事実だと思うわけです。

名目ベースで世界の1人当たりの所得は35年間で8倍に増加しているので、これを単純に「豊かになった」と考えてみます。

それで何が起こるかというと
今まで穀物を食べていたが、それを家畜に食べさせて、その肉を食べるようになる。すると、例えば牛肉ならば肉1キロに対し11倍の穀物が要る。

ところが一方、
●需要の伸びほどには収穫量は伸びない。むしろ伸び率は鈍くなっている。
●耕地面積は伸びるどころか世界規模では砂漠化が進行。
●今まで食べ物だったものを食料以外の燃料原料としての需要の間で奪い合う動きがでてきた。
などの問題があります。

では、日本の食料事情は、どうなのか。
供給熱量の構成、つまり何を食してカロリーを得ているかを昭和35年から平成18年までのデータで見ると総カロリーは伸びています。そのことを記事では「食生活が改善された」と表現しています。
ここも単純に「豊かになった」と言い換えましょうか。
で、何がおきたかと言うと、米・畜産物・油の合計カロリーは変化していない。
しかし米の構成比は約半分に落ち、その分畜産物・油の構成比が増えた。

それで、当時の自給率73%が39%に減少という結果につながるわけです。

国産の牛肉や豚肉を食べ続けたとしても、自給率は下がりません。
餌までさかのぼると「自給」してはいないので、むしろ食べ続けることで、さらに自給率が下がると。

仮に100%の自給率を目指し、現在輸入している食品を穀物・畜産物の餌と合わせて面積で考えると日本の今の農地面積の3.5倍が必要になります。
全く規模の拡大の進んでいない米政策ですが、規模拡大はすなわち従事人口の減少を意味します。
つまり面積が変わらないならば、規模の拡大はプレーヤー人口の減少でしか実現できません。
では、今、日本の農業プレーヤーはどうなのか、
6割が65歳以上で、農地面積は減少し耕作放置面積を増やしています。減少の理由が拡大方向には向かっていませんね。

そして、ただ単に消費者の食生活指向だけの問題ではないことも理解できます。
世界の人口は、この35年間で37億人から、65億人に増えました。
2050年には92億人まで増えるとも予想されています。

地球的な需給のバランスを考えると、輸入すればいいぢゃん、とは言ってられなくなりますね。
ちなみに自給率、オーストラリア233%、カナダ145%、ドイツ84%、韓国47%(各2003年数値)です。
出典は「食品商業」2008.4月号。

2008.01.26 グラフで比較。

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今、仕事中なのですが。

総務省統計局の家計調査結果のうち、品目別の支出動向を全国レベルで見たり、北海道レベルで見たりしています。抽出サンプル数が全国と北海道では大きくちがっていて、もちろん統計学的には一定レベルをクリアした数字なのですが、それでもやはり北海道のサンプル世帯数が300弱と少ないことと、購入世帯数などの情報も全国データにあって北海道データにないため、つい全国版重視に傾きます。

果物データを見ると、さすが北海道、メロン支出が5月頃から立ち上がり7月にピークになります。そのピークたるや全国水準の4倍を軽く超えています。
「すごいなぁ、北海道の人はこんなにメロンを食べているんだなぁ」と言いきっていいでしょうか。第一自分を考えても、そんなにメロンばっかり毎日食べ続けることなどありませんので、これは自家消費に贈答需要が多く含まれていることが分かります。

家計コードにある全部の果物について全国と北海道の比較グラフを描いてみると、なかなか楽しい結果になりました。

さて、野菜をスルーして水産です。日本人はマグロ大好きと言われていて、確かに自分も大好きです。が全国レベルほどには北海道ではマグロを消費していないようです。世帯当たりの支出金額で見ているのですが、物価が違う・・と言われそうですが、これは無視できます。全国というのは首都圏のことではなくて文字通り全国なので全国100とするとむしろ100ちょいくらいが北海道だったりもします。

全国データでは「まぐろ」一番、二番が「刺身盛り」となっていますが、北海道では「さけ」が一番、「まぐろ」は三番目になっています。二番目は「魚介の漬物」となります。これは鱈の粕漬けとか、糠ニシンのことですね。

先ほどスルーした野菜で面白いのは、じゃがいも、たまねぎでは全国データと北海道データでは、まるっきり支出動向が違うと言うことです。

次々グラフにして行くと、違いや類似が如実に分かって非常に楽しいです。私だけでしょうか。

むろん楽しいだけでなくて、いろいろ対策をする時に、ここらへんの事情を踏まえていないと地域密着型の売り場展開はできませんよね、強化商材がずれては困りますよね、ということです。

私が使用したデータは農林漁家世帯を含む二人以上世帯の全国版と都市階級・地方別のうちの北海道、この2005年10月から2007年9月までの24か月間で見てみましたよ。

2007.12.30 年末最終大売出し

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osonae30日・31日の売り出しで、ラルズ、マックスバリュ、ジャスコ、東急ストア、西友のチラシが入ってきました。スーパーマーケットのチラシはたいてい表面がテーマで切りだした生鮮中心の商材、裏面が日替わり・価格訴求品などの掲載で構成されているところがほとんどです。

大歳の市、大みそか市、歳末大〆などとそれぞれタイトルされている、テーマ括りの面を比べてみました。
刺身・すし・しゃぶしゃぶ・すき焼きは日本のご馳走の定番です。どのチラシにも大きく掲載されています。なかでも刺身商材は「まぐろづくし」や「かにづくし」などとして、強く訴求されます。
まぐろの産地を見ると、地中海産、メキシコ太平洋産、奄美大島産、鹿児島・長崎産(以上本まぐろ)台湾・インド洋産ばちまぐろが掲載されています。価格的にもそれほどの差異は見られません。
マックスバリュのまぐろの扱いは、他店のように前面に打ち出していず、寄せ鍋や煮豚なども掲載しており、強烈に焼きつく商材というものは見られません。しかもここは他店とは異なり、表面が価格訴求、裏面でテーマ括りというチラシ構成で、なかなか個性的な商材を打ち出しているようです。同系列でありながら、ジャスコが、鮨の写真、刺身の写真ともに、まぐろまぐろしているので、各店の違いが見えて面白いと思います。
旬の助だち、生牡蠣を掲載して鍋訴求をしているところは他にラルズがあります。西友は、他店がB3サイズの中、ひときわ大きなB2を折り込み、まぐろや魚卵に迫力があります。またここでは、熊本産の養殖真鯛も刺身用でパックと半身を訴求。東急では、合鴨肉の掲載も見られます。表・裏両面で合鴨を掲載していますので、売りたい商材なのかも知れません。
お正月は水産物の晴れ舞台といった感じですが、果物はこの時期はもちろん温州みかんのピーク。これに加えて11月頃から登場してくるいちごが12月に一般消費でも、ぐんと伸び、春まで右肩上がりの消費が続きます。
まだ若干価格は高めですが、福岡産の「あまおう」をどーんと打ち出したのは、東急ストア、西友、ジャスコでした。
皆様の食卓に「いちご」は登場するでしょうか?

まだまだ私のチラシの見方は甘いのですが、来年も折に触れ書いて見たいと思います。事務所の方は、28日におかげさまで掃除(大掃除と書けないんです)を終え、写真のようにパソコンの上にお供えを置いて一区切りといたしました。

皆様、2007年のご贔屓、ありがとうございました。相変わりませず2008年もよろしくお願い申し上げます。どうぞどなた様も楽しいおしょうがつをお過ごしください。

2007.12.16 ゆりね

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お正月用品として欠かせない「ゆりね」ですが、ゆりねもほぼ100%が道内産の商材。一年を通じて流通していますが、9月から12月にかけて札幌中央卸売市場(市況と言っています)の取り扱い数量がぐんぐん上昇します。

ゆりねといえば、ゆりねえさん&りん片くんのキャラクターでおなじみの後志管内真狩村が有名ですが、近年では真狩のみならず、富良野産や帯広産などの出荷が増えています。

市況の出回りは9月に石狩・空知・十勝産が登場し、10月になると上川産が出回り、11月に後志(真狩)産のピークがあり、12月は上川産がピークになって全体消費も伸びるというパターンを2006年データから思い描いておりましたところ、今年2007年は天候不順により不作の様子。9月以降市況での前年同期がメタメタです。今まさにたけなわのはず。12月がどのような結果になるか心配しています。

出荷調整により一年中食卓にのぼりますが、特にここ数年は各地産の出荷高が増えたせいでしょうか、年末といわずチラシ掲載が良く見られるようになっています。
扱い方も簡単ですし、強烈な香りを持たないやさしい味なので、茶碗蒸しのほか卵とじやサラダ、味噌汁などと応用の利く食材です。

箱入りも売られていますのでギフト用途にも良いでしょう。

あまりなじみのないご家庭では、お正月の予行演習にひとつ試されてみてはいかがでしょうか。

(・ε・)
年末年始休業のお知らせ:12月29日より1月6日まで休業とさせていただきます。

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