五時頃ブログ

2010.08.30 もうすぐしのぎやすくなりますよ。

posted by : mioka カテゴリー : ら・仕事ら コメント (0) | トラックバック (0)

こんにちは、三岡です。

いつまでも、暑いですが、暑さ続きのせいで、夏の果物は好調です。すいかが相場高のようですが、メロンとともに伸びています。とりわけ良いのがカットフルーツです。トロピカルも良いようです(パインですよ)。飲料不振は北海道でずっと続いていましたが、今夏は回復したのではないでしょうか。茶飲料なんかも。たぶん。

お盆が済んだら、シチュー・おでんに売場は切り替わるというのがスーパーマーケットの定石ですが、今年は各社様どんな感じなんでしょうか。

さて、売れる、ということについて。
自社だけの話なら、売上データを見て今年は去年より売れたかどうか、良かったのか悪かったのか、判断することは可能です。ところがたいていの場合は、相対的にどうなのかを気にしますから、他社の売上データを知りたくてたまらず、他社売上データを取得します。そこで、問題です。自分のAチェーンが近隣Bチェーンに比べて売れた・売れないをどうやって判断するのでしょうか。

たとえば梨。自店で去年100万円売れた。お隣さんは200万円売れた。お隣さんは自店の倍、売っています。それは事実です。それだけでいいでしょうか。まず、お店の規模・客数が違うので単純比較はできません。果物中の梨の構成比、これはありがちですが、構成比というのはあちこちに引っ張られる数字です。紐の長さを絶対100とする綱引きです。構成比という指標は分母集団の影響を受けるということです。自分の店の他の果物が全部昨年の2倍売れて、梨だけが1.5倍売れたとき、梨の構成比は下がります。
他の影響を受けずに「梨」だけを見つめていたいとき、PI値が登場します。これは梨の点数、金額と客数を問題にします。点数を客数で割れば点数PI値、売上金額を客数でわれば金額PI値(これは広義の客単価です)。
今、メーカーとかサプライヤでPOSデータを分析するとたいていの企業はこのPI値を使ってきます。
意味、分かってんでしょうか(笑)。

はい、皆さん、私よりは分かっていると思います。

自分でも使うんですけど、これも非常に微妙な指標で、難しいと思います。とぉっても難しいと思います。これをいじっていると、自分を見失います。
今どこにいるのか、何をしているのか、どこに向かっているのか、分からなくなります。

客単価が高ければ、売れたことになりますか(購入者の割合はどうでも?)、点数がうれたら売れたことになりますか(単価がいくらであっても?)。

自分が、ど素人の域を抜けていないため、いつもここで逡巡します。「売れる」とはどういうことなのか。

PI値の先生のブログを見ていると、財務諸表に言及されていました。純粋な営業収益を見るそうです。言い回しがまちがってたらごめんなさい。

企業の状態は確かにそこが要点ですが、会計のプロでもないかぎり、そこまで深追いはできないと思います。
尤もメーカーなら、A店とB店の売上、という観点ではなく、自社製品の売上という絶対軸があるので、分析をしてもぶれにくいと思います。
自分は野菜果物係なので、そうはうまくいかないものです。

各社様の提案書で勉強することはできます。同じ種類のデータがあれば、なぞるように作ることはできます。ですが、それで終了というのは、いかにもさびしいB級レベル、もっといやらしい言葉を使うと北海道クオリティとか言われることになるんじゃないでしょうか。分析者やMD提案者が自分のことば、自分の尺度、自分の見解を持つこと、つまり独自性を持つことが突き抜けるためには必要なのだと思います。

マーケターであれプランナーであれ、どんな職業人であっても自分のことばを持たなきゃ、あなたでなくてもいいはず。「ソースはどこ」と言われているようじゃ全然だめだということです。

たまに真面目に書いたので、雨が降ってまいりました。雷も鳴っています。
真面目に書いても、やっぱり利口そうじゃないので、これわ困る。

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